ダートボードって?・エクストリーム

ダートボーダーの草分け的存在と言えばジェイソンとパトリック、そして、エクストリームライダーのオースティンとレオンだよね。そこでこのコーナーの初回はダートボードの生い立ちと彼らについてすこしふれてみるよ。

DART BOARD 1
むかーし、昔、あるところで、雪も溶けかけたゲレンデに登るリフトに座る男二人が居ました。シーズンも終わりに近づき少し気分も冴えない二人です。彼らの名前はジェイソンとパトリック「何か年中、山をすべる方法は無いだろうか、、ブツブツ、、、、」ガレージで思考錯誤すること6ヶ月、世界初のマウンテンボードは生まれました。軍の中古グッズ、部品を売る店やhome depot(※1)でスプリングなどのパーツを手に入れ、デッキは1枚板から自分達で削りだしたのが初プロトタイプだ。現在では社名をmountainboard sportsとして5つタイプのマウンテンボードを製作、販売してる。デッキは非常にフレクシブル(※2)でpneumatic tire(※3)にショックサスペンション、ボード上の足のすべりを良くするためにつけられたバインディング(※4)を装備。後は、靴底に良い溝が付いてるスニーカーさえ履けばOK!ジェイソンは現在500万人居るだろうと言われてるスノーボーダー達に、じょじょにマウンテンボードが浸透しスノーボードがメジャーなスポーツに成ったように、ダートボードがその道を辿るのを夢見てる。これまでにこの会社では1台$250−$400するボードを2万台売ったそうだ。

DART BOARD 2
世界的に認知されたダートボーダーと言えば、オースティン(※5)、レオン(※6)兄弟をおいて他にいないだろう。彼らは常に世界中をツアーし(※7)世界各地でおこなわれるイベント、大会に出場している。サンフランシスコでおこなわれたコンテストのsteep mountainboard slalom(※8)では、レオンが優勝し、オースティンが2位を獲得した。DART BOARD 3彼らはダートで最高40マイル(※9)を出す。アメリカのスノーボードオリンピックチームの何人かはオフシーズンはダートボードでトレーニングをしてるぐらいだからね。ところで皆さん、ダートライディングをするときにはヘルメット・プロテクター類は必ず装着しょうぜ!やわらかい雪の上よりもはるかに固いダートで転倒したらかなり痛いからね!

(※1)家一軒丸ごと作れる程日曜大工品がある店、ここで売ってないのは土地位だ!

(※2)弾力性に優れ、柔らかいデッキ

(※3)空気の入りタイヤ。ニューマティックと発音する

(※4)デッキの淵に付いてる

(※5)職業:大工、23歳 エクストリームライダー

(※6)職業:シェフ、20歳 エクストリームライダー

(※7)大工とシェフの仕事はその間そっちのけで!

(※8)スティープ マウンテン スラローム 山の急斜面をスラロームで降りる大会

(※9)舗装されてないダートで時速65kmで走行するのだ。良い子はまねをしないように